N-TM 505　8CH Zero-Cross Discriminatorは、NIM１幅ケースに,4つの2CH Zero-Cross Discriボードと、共通の”VETO”回路から構成されています。

ゼロクロス方式は、入力波形を微分しバイポーラ波形にしてZeroレベルとCrossする瞬間のタイミング（即ちピークタイミング）を取って出力します。

入力信号を微分するのでベースラインシフトに強く、入力波形が一定ならばAmplitudeが大きく変化してもタイムウォークは原理的にありません。（コンスタントフラクションディスクリではベースラインシフトによりタイムウォークが発生します。）