C-TS 103 8CH Long Range High Resolution TDC(Time to Digital Converter)は、Start 信号とStop 信号の時間差を測定するモジュールです。

最大で3msec のデータ計測時間を可能にし、分解能は125psecでフルスケールにわたり直線性を有しています。

最大4Hit (Fold)のマルチヒット機能を有しています。

Start信号、Stop信号、Fast clear信号は全てNIM信号で、Start信号とFast clear信号は、Common入力になっています。

変換時間は、Stop信号入力後5μsec（typ.）で、変換終了後LAM を発生させることが出来ます。

主な特徴

– 最大 3msec のデータ計測が可能

– レジスターの設定により、最大200msec までのデータ計測が可能(*1)

– 実 測値データを直接32bit の実数（ Real ） データで読み出し(例:502.125nsec）

– マルチヒット(Multi-hit)機能、最大4Hit(Fold)の計測が可能

– 125psec の分解能(*2)

（*1) 200msecまでデータ計測を行う場合のデータ計測開始の詳細については、別途当社までお問い合わせください。

（*2) Hit(fold)数を4foldに設定した場合の分解能は、250psecになります。